安達太良山登山！高速バス利用の弾丸登山で紅葉を満喫
こんには。まつみです。
安達太良山
標高1699.7m
福島県中部
安達太良山（あだたらやま）。一度聞くと耳に残ります。古くは万葉集のなかにもその言葉は出てきます。有名な高村光太郎の詩集「智恵子抄」に出てくることでもとても有名ですよね。そんなみんなの印象に残る山...安達太良山…
名前の由来はアイヌ語の「アタタ」。「アタタ」というのは「乳首」のこと。
なぜ乳首かというとそれはこちら...
遠くから山頂を見た時、まるで乳首(アタタ）のように見えるからそんな名前が付けられたと言われています。（諸説あり）
う、うん...これは本当に見える...(〃ﾉωﾉ)
あと安達太良山で有名なことは活火山であること。
福島県には常時観察されている火山が３つあるんですがその１つが安達太良山です。（残り２つは吾妻山と磐梯山）一番新しい記録だと明治時代に大噴火しています。
安達太良山は検索すると魅力的な情報がいっぱいで、百名山にも選ばれていますし、登ってみたい山でした！今回やっと、やっと行くことが出来たので日帰りではありますが満喫してきました！今回1番の目的は明治時代の噴火の時に出来たあるものを見たかったんですけどそれも見ることが出来ました！
最後まで読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いします😊
- 安達太良山
- 安達太良山へのアクセス方法
- 今回のルート
- 福島駅
- 二本松駅
- 奥岳登山口
- 薬師岳経由との分岐
- 勢至平
- くろがね小屋
- 峰の辻
- 見たかったあるもの
- 安達太良山山頂
- ロープウェイで下山
- 帰路
- まとめ
安達太良山へのアクセス方法
通常のアクセスは
福島本線二本松駅からバスで岳温泉に岳温泉からはタクシーで安達太良高山スキー場にある奥岳登山口に向かいます。ですが、シーズンによってシャトルバスが出ています。10月の紅葉シーズンもシャトルバスの運行がありました。
詳しくは福島交通のホームページでチェックするのがいいです。
福島交通 - 路線バス、高速バス、飯坂電車、貸切バスのご案内
福島交通 - 新着情報 『2021年奥岳臨時便・錦秋号』を運行いたします。
今回私は
行き
・高速バス(夜行便) 新宿→福島駅
・電車(始発) 福島駅→二本松駅
・路線バス 二本松→岳温泉
・タクシー 岳温泉→奥岳登山口
帰り
・路線バス 岳温泉→二本松駅
・電車 二本松→郡山駅
・新幹線 郡山→最寄り駅
このようなルートで行きました。
タクシーですが事前にバス到着の時間を伝えておき、電話で予約しました📞
朝の7時過ぎには奥岳登山口に到着することが出来ました。ちなみにタクシーはちょうど2000円くらいでした
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今回のルート
奥岳登山口からロープウェイを使わずに登ります！(早めに登山口に行きたかったのはこのため！)
くろがね小屋を経由して稜線に出たらまずは見たかったものを見ます（マル秘の部分です）
安達太良山山頂を踏み、帰りはロープウェイを使って下山します
ぐるっと周回するかたち
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福島駅
4:10
福島駅近くのローンプラザ前にバス到着
高速バスは
を利用しました。このバスはかなり過ごしやすいのでオススメです。
ここでご注意。
緊急事態宣言は明けましたが、飲食店などもともとは24時間営業のお店でも未だ時間短縮していてこの時間はやっていませんでした。電車の始発まで5:45まで時間を潰す場所がありません💦私は知っていたのですけどど覚悟して行きました。ですが高速バスを降りてから徒歩10分くらいのところにセブンイレブン、駅前にはファミリーマートがあります！あと駅前にはベンチなどの座るところがいっぱいあったし特に変な人も居なかったのでコンビニで温かい飲み物を買って待つのもありです。(おそらく高速バスを降りたであろう人たち何人か座ってました)駅構内も5時頃には開くので思っていたよりは苦痛ではなかったです。コロナ禍の前は、駅から歩いて10分ほどの距離のガストとデニーズが、夜行便で来る人が時間を潰せる場所だったようです
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二本松駅
5:45
東北本線で27分。二本松駅へ。
6:08到着
バスの始発6:48の岳温泉行きに乗り、予約しておいたタクシーに乗り換えします。タクシーはPayPayが使えました！登山口はスマートフォンの電波もガンガンあったので大丈夫でした！
朝早くからタクシー運転手さんありがとうございました🙏
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奥岳登山口
7:40
奥岳登山口から登山スタート！
ゆる～とした山道が続きます
荒々しい感じはないです
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薬師岳経由との分岐
7:51
分岐が出てきました
薬師岳経由で安達太良山の山頂へ行ける道です。このまま勢至平の方向へ進みます
ずーと特に辛くもないのんびりした道が続きます
少しづつ、木々が色づいているのが見えます
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勢至平
このあたりから勢至平みたいです
埋もれとる...
少し進みと分岐があり、
こちらを進むとくろがね小屋を経由せずに峰の辻というところまでショートカット出来ます。くろがね小屋へ行きたいのでここはスルーしてそのまままっすぐ進みます。
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くろがね小屋
登山口から歩くこと1時間15分ほどでくろがね小屋の姿が見えてきました。
そして硫黄の香りがあたりに漂っています。
とうちゃーく♪
...と！
ここで失敗...！
9：30前に着いてしまったのですが、くろがね小屋の売店が開くのは10:00からとのこと…ショック😲
小屋限定バッジを買おうと思っていたのですが💧30分早かったんですね…売店が10:00からという情報の下調べ不足でしたぁ…ここに寄りたくてくろがね小屋経由のルートを選んだというのに💧
はい、私こういうアホなところ多いんです…反省…
張り紙には売店や急用などは受け付けているのでスタッフに声をかけて欲しい、と書かれてあったのですが「バッジが欲しい」という理由だけで忙しいスタッフさんを呼んでしまうのは忍びなかったので、それはせず。30分待っても良かったのですが、帰りのバスの時間のこともあるので外で少しだけ休憩させてもらい、先を急ぐことにしました！
くろがね小屋、またいつか来ることにします！😭
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峰の辻
さて！
くろがね小屋を過ぎると一時的に険しく、岩のゴツゴツした道になります！
道幅もぎゅっと狭くなって、登りと下りが、すれ違うときはどちらかが避けないとすれちがうことが難しいです。
幅の狭い道はすぐに終わり、開けたところにでました
開放感が気持ちよく紅葉もよく見えます！
もう少し頑張って登ると、峰の辻というところに行きます
看板がなんか変な向きでしたが、安達太良山方向へ進みます。もうすぐ…私の見たかったあるものがあります！
この分岐からだいたい20分くらいです！
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見たかったあるもの
左側の稜線（牛の背）に出ればあるものが見えます！
あ！もうすぐですね！
ドキドキ！
この看板の先に！！！
これ！これです！
10：20到着
沼ノ平と呼ばれる場所で、明治時代の噴火跡なのです✨これ～これが見たかったんです〜😭✨天気もバッチリで完璧！✨
明治時代の噴火により、火口にある硫黄採掘所は全壊したそう...
以前はこの沼ノ平を歩くことが出来たそうなんですが、火山による有毒ガスの危険があるため現在は歩くことが出来ません。眺めるだけです。実際有毒ガスの死亡事故も起きたことがあるそうなので仕方ないですね...
ここに到着した時、まわりにいた他の人たちも大興奮で「すごい！」「うおー！」と歓声を上げていました。私はソロだったんですけど、思わず声を出してしまいました！それくらい圧巻の景色。これで2000メートル行っていない山なんて…。びっくり。
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安達太良山山頂
沼ノ平を眺めつつ、牛の背と呼ばれる稜線歩き。風は少し強かったんですけど歩いて来たので少し気持ちいいくらいの風です！
安達太良山の山頂は山頂にある岩の上です
遠目で見ても山頂周辺はけっこうな密です...
10:40
山頂到着
案の定、山頂の岩は凄い渋滞していて
密、密、密！
狭い山頂の上で山頂の標識にはたくさんの人が順番待ちをしている状態で…💦写真もあまり撮れず、早々に降りました…💦ですが山頂に来れた達成感は格別です！
山頂の周りには割と平で広いスペースがあるのでそこで、お昼ご飯を食べて休憩してから下山します！
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ロープウェイで下山
12：00下山開始
来た道を戻りくろがね小屋に寄って帰ろうか…かなり迷ったのですが、帰りのバスの時間的が心配だったのでロープウェイで下山することにしました。
さよなら、安達太良山！くろがね小屋！
凄くいい山だったので絶対いつかまた来るぞ！
ロープウェイで下山とは言ってもロープウェイの駅までは1時間くらい歩きます。下山路がなかなかの悪路で意外とハードでした💦
滑るし、岩がごろごろしていたり、木の足場が壊れていたり。
しかも道幅がかなり狭くて…
この日はツアーで来られた団体さんも登ってきていたんですけど、私が降りていたら下の方から「すいませーん！今から10名ほど通りますね！」とガイドさんが叫び、私含め下山していた人たちが脇に避けるといった場面が2、3度ありました！さすが人気の山ですね！
平らな木道が現れたらロープウェイ乗り場はもうすぐです！！！
ですが、ロープウェイに乗る前にド有名なこちらを見に行きます！
今日は空が綺麗で、「ほんとの空」見えたと思います！✨✨
13：49
ロープウェイに乗ってサクッと下山完了！
（乗ってしまえばサクッと下山出来ますがロープウェイは混雑時並ぶのでご注意）
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帰路
15:30発のシャトルバスに乗って
岳温泉に行き、そこから路線バスで二本松駅に帰って来ました！
帰りのシャトルバスと路線バスはやっぱり満員でした！
二本松駅からは郡山駅に行き、のんびり新幹線で帰りました！
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まとめ
安達太良山は自然も豊かで美しく、山頂方面は荒々しい活火山の雰囲気が楽しめるなんだか2面性の強い山だなーーと思いました。ですが、登りは急登も殆どなく、時間はかかりますが割とゆるっとした道のり。強いて言うならくろがね小屋から数分だけ登りがキツくなるくらい。時間をかけてじっくり楽しめる山でしたね！
名前のインパクトだけじゃなくて、安達太良山が「良い」と言われる理由が分かりました！
次来た時はぜひくろがね小屋に泊まってもっとのんびり旅にしたいですね！
つたない文章、読んでくださりありがとうございました。
おまけ
沼の平隠していないver
描くって好きだけど難しい...
この絵も1度失敗して書き直してめちゃめちゃ時間かかりました💦
そのわりに下手なのはご愛嬌ということで...😅
登った日:2021.10.3
