金時山登山!山登りも温泉も日帰りで楽しめる山へ
こんにちは。まつみです。
かなり時間が経ってしまいましたが、5月の後半にぽっかり平日休みが出来たので金時山に行ってきました。登山口までバスで行けてアクセスがいいし、何より下山後は箱根の温泉に行けるところが魅力的!温泉はずいぶん行っていないので期待に胸を膨らませて行ってきました!
金時山
標高1212.4m
最後まで読んでくださると嬉しいです。
金時山は金太郎伝説の山
金時山は坂田金時ゆかりの地。坂田金時の幼名は金太郎といい、とても元気で丈夫な男の子だったといいます。金太郎にまつわる話は金時山の麓の南足柄に多く残っていて「金太郎のふるさと・南足柄」として金太郎モチーフの看板やシンボルマークを作っているんだそう。もし実在していたなら金時山へも行ってたかもしれないですね😊
そんな金時山は箱根外輪山のひとつ。金時山はかつてはもっと巨大な山でしたが、仙谷原側は崩壊してしまって今の形になったそう。
仙石原側は崩れ落ちて出来たかたちなんですね。仙谷原側のルートは岩が多く険しいようです。崩壊の影響で出来た地形かもしれませんね。
違うルートで登ればまた違った金時山を楽しめるかもしれません。
今度は違うルートでも行きたいと考えています
山頂からはドーン!と富士山が見えるようなのでとても楽しみです!
アクセス
バスタ新宿から小田急ハイウェイバスの新宿-御殿場・箱根線で行くことが出来ます。
バスの予約はこちらが便利です↓
小田急ハイウェイバス - 高速バス運行会社の路線一覧 - 発車オーライネット - 発車オ~ライネット
私は今回バス停は乙女峠というところで下車しスタートしました。いろんな登山口から登れますが、それによって降りるバス停が変わります。
バスタ新宿から出発
6:35
バスタ新宿からバスに乗り出発します。
この6:35が始発になります。金時山は1時間弱で登れてしまうのでもう1本遅いバスでも良かったのですが温泉に入りたかったので早めに下山出来るように早いバスで行くことにしました!
乙女峠バス停
- 8:40頃
こんな感じのところで下車。
こんなカフェ?がありました。時間的に開店していませんでしたが。行ってみたいですね。
8:55
こちらの駐車場をお借りしてストレッチしたり準備を整えて出発です!
乙女登山口はこのバス停からちょっと歩くとあります。
他の降りたお客さん、そそくさと出発してしまう。私は支度が遅いのですが、ソロなので問題無しです✨自分のペースで行けるところもソロの魅力。(要領が悪いって言わないで下さい❤️)
いざ出発!
まずは乙女峠というところまでゆるい登りです。
今日は新しい靴で登山なのでいつもよりウキウキでした✨登山を始めて4年ほど。ずっとハイカットでしたが、初めてのローカットシューズに挑戦してみました。
アルトラのローンピークというもの。
いつかレビューしたいてす。
ずっとハイカットだったのでそれに比べると履いてないみたい。
靴底はしっかり岩の上に乗っても安定してくれます!軽いしかなり良いです!
乙女峠
9:31
ここが乙女峠です
展望台のようなものがありました。
この日はガスがあり景色も楽しめなさそうだったのでスルーして通り過ぎます。
どんどん登ります!
長尾山
9:50
長尾山の山頂に到着です
広く、平らな山頂ですが、椅子など座るところはありません。座るところがあれば休憩に良さそう。
金時山は山頂に近づくにつれて岩が現れてちょっも険しくなります。
そんなに大変ではないけれど
鎖場的なところもありました。
金時山はかつてもっと巨大だったものが崩壊してしまったと書きましたが、山頂付近はその崩壊の影響なのでしょうか、岩が多いです。イワイワしてます。
ですが、ここまでくればそんなに時間かかりません!山頂まであと少し…
金時山の山頂は富士山がドーンと見えるはずなのですが、この日はガスがかなり掛かってますね。怪しげです!富士山は拝めるのか…
もうすぐ山頂ですね!
山頂
10:39
着きましたー!
ここが金時山の山頂です。
よくネットで見かけるマサカリの標がありました。
やっぱりガスがかかってしまってます😢
本当はここにドーンと見えるはずなんです。悲しい…
少し早いですがお昼時なので準備をしながら富士山を待ちたいと思います。
昼食
今日はどうしても食べたいセットがありまして、材料を持ってきたんですよ。
金時山の山頂には2つの山小屋があります。
金時茶屋と金太郎茶屋です。
茶屋で買うことが出来るなめこ汁があります✨
飲むならなめこ汁には熱々の炊き立てご飯をセットで食べたくて…時間もあるのでゆっくりご飯を炊こうと思います。
山頂にはテーブルと椅子がありますが、ここは茶屋を利用した人しか使用出来ないので、先にご飯を炊いてから蒸らしている時間になめこ汁を買いに行こうと思います。
今日は金時茶屋はお休みのようでしたので、金太郎茶屋で注文します
なんと残念ながらなめこ汁ではなく
しめじ汁でした…💦
季節的なものでしょうか…
仕方ありません。しめじ汁を1つ注文します。
斜面の岩のところでご飯を炊いていたのでしめじ汁を持ったままそこまで戻ろうとしたら、茶屋の女将さんが
「お姉さん!ここのテーブル良かったら使って、荷物持ってきて」と声をかけてくださいました❤️お言葉に甘えて、汁をテーブルに運んでいただき、荷物と炊き終わったご飯を取りに行かせてもらいました❗️
すごく暖かくて親切な女将さんでしたよ。
おまけに
「富士山ならこのテーブルのこの位置ですよ」と写真映えスポットも教えていただきました✨すごく親切であたたかい気持ちになりました。
残念ながら富士山は出ませんでしたが、写真をパチリ
本当はこの向きに富士山が見えるはずでした😭
富士山は、いつも遠くから見るだけでしたので、富士山にもっとも近づいたのは、この金時山登山で、でした。(ガスで見えなかったけど)
しかし、この時は何も考えていなかったのですが
この後「今年は富士山に登るぞ!」と決意し、7月に実現させたのでした!
そのことはまた記事にしたいと思います✨
なめこ汁ではありませんでしたが、
しめじたっぷりでめちゃくちゃ美味しかったですー❗️❗️❗️
思った通り、炊き立てご飯とのセットが100点満点でした❗️お店の人も親切で来た甲斐があり過ぎました😭
間違いなく、この山はまた来たいと思いました❗️
この後、珈琲も入れちゃって山頂でのんびりしました。
幸せ過ぎた!✨
宿り石
さて、下山ですが、
ちょっと見たい石があるので来たルートとは別ルートを使います。
金時神社(公時神社と表記されている場合もあります)の脇に出るルートなのですが、途中には宿り石と呼ばれる大岩があるんです
山頂から40分ほど下るとその石が現れます。
これです!
おおお!!!
写真じゃ伝わりにくいですが迫力があります!!!
金太郎が育ての姥と嵐に見舞われた際に、この岩陰に身を潜めて過ぎ去るのを待ったと伝えられています。もともとは割れていなかったそうですが、昭和6年に突然大きな音とともに割れてしまったんだそう…。当時これは公時の怒りだ、と言われ明治中期に中断していた公時祭りを再開させたという話はあるそうです。
凄いですねー
この割れ目、なんだか空気が違う気がします
そういえば、以前登った瑞牆山にも桃太郎岩と呼ばれる似たような大岩がありましたね。
こちらも大迫力でした!
金時神社
宿り石を過ぎると金時山神社まではすぐです。
13:14
一度、車道に出ます。
普通に車が通りますので、登山道の途中だと思った急いで飛び出すと危ないみたいです。気をつけて渡ります。
行きたい日帰り温泉の入浴時間が15時までだったのと、帰りのバスもあったので金時神社には立ち寄らずにスルーし、
脇の駐車場に下山です。
13:25
はー!楽しかった!
この後は、温泉に立ち寄るために仙石原方面に徒歩20分ほど。しばし歩きます。
川涌の湯 マウントビュー箱根というところで日帰り入浴したのですが、新宿までの帰りの高速バスのバス停がすぐ近くにあるので便利でした。バス停は仙石原文化センター前というバス停です。
温泉に入り終えたら、まだ時間がらあったのでカフェに立ち寄りました。
それはまた別の記事にしたいと思います。
すごくいいカフェでお店の方もいい人でした😊✨
最後まで読んでくださりありがとうございました。実は山にはちょこちょこ行っているのですけど、なかなか記事に出来ず…諦めずにこれからも、遅くなっても自分でやると決めたことですから。遅筆ながら書いていきたいと思います❗️
まとめ
今回富士山は拝めませんでしたが、金時山かなり満足度が高く良い山でした!アクセスも良いし気軽に日帰り出来そうですね。
金時山は「高尾山の次に登ってみようかな」的に言われることが多い山ですが、適度にスリル(言うほどではないかもしれませんが)があり、高尾山よりは山深いので、ステップアップにはぴったりだなと思いました。何度も山登りしている人にもかなり満足できる山かと思います。
またルートを変えて登ったり、明神ヶ岳、明星ヶ岳への縦走もやってみたいなぁ…。
と、1人で妄想を膨らませるのでした♪
登った日
2022.5.23