岩の瑞牆山登山！巨岩とシャクナゲの花
こんにちは、まつみです
瑞牆山
標高2230.4m
日本百名山です
ところでみなさんは瑞牆山の漢字読めましたか？
私は最初読めませんでした💧
瑞牆山(みずがきやま)といいます
名前の由来を調べるといくつか説があり...
・瑞牆とは神社の垣根のことで金峰山と同様山岳信仰との結びつきがあるから？
・崖を意味する「がき」という言葉から
・山稜を三分割する「みつなぎ」が訛って
などなどはっきりした理由はよく分かっていないよう。
もともとは「瑞垣」「瑞塁」という漢字だったそうですが明治38年に山梨県知事をしていた武田千代三郎がこの「瑞牆」という漢字に決定したんだそう...
(なにもこんな難しい漢字にせんでも...)
瑞牆山は百名山の中でも人気が高い山のようで山についていろいろと調べていると頻繁に名前が出てきます。登山を始めた頃に「ほうほう、どんな山なのかしら」と画像検索してびっくり。「なんじゃこの山は！」「てかここ難しそうじゃない？無理じゃない？」「行ったら死ぬ！」笑
…と最初の時点では登る気ゼロでした。
今年、私も少しだけレベルアップして(微々たるものですが)百名山にもどんどん行ってみたくて甲武信ヶ岳や両神山なんかを調べている時に瑞牆山や金峰山も同じ秩父山域系列な事を知りまして。調べているうちに瑞牆山のほうは登山口から3時間くらいで登れることが分かり、「行けるかも！」と。それなら梅雨に入る前に登ってしまおう、という訳で行ってきました！(瑞牆、金峰、甲武信、3つを縦走するプランもあるようですね！いいなー！✨)
お天気も恵まれて本当に良い山行となりました！5月〜6月に咲くシャクナゲの花も綺麗に咲いていて素敵でしたよ✨(だんだん余裕が無くなり綺麗だな〜と感じたのは最初だけでしたけどね！笑)素敵な山でしたけど結果的にはやはり登山を始めた最初の年に行かなくて良かったな！と思いましたね！体力とか気力とかが必要な山でしたので！
目次
アクセス
JR韮崎駅(にらさきと読みます)
(これも最初読めませんでした！)
韮崎駅の２番乗り場のバスで登山口にあるみずがき山荘というところまでアクセスすることが出来ます
出だしにすみませんが難点が1つ…
(公共交通機関利用者ではないかたは読み飛ばして頂いて大丈夫です)
私は8:50に韮崎駅を出発する便でみずがき山荘に向かいました。みずがき山荘到着は10：02。少し遅めの到着になってしまうのです。この時間に出発して私は山頂に着いたのが12：30くらいでした。本当は下山時富士見平小屋でコーヒー休憩して、富士見平小屋限定の瑞牆山のバッジを買って帰りたかったんですけど…富士見平小屋に下山したのが15:00少し前...コーヒーもバッジも売り切れと言われてしまいました😭ちょっとショック！なので、日帰りならもう少し早めに歩き出せたらいいのにと思ったんですよね(売り切れはもしかしたら日によってなのかもしれませんが。小屋のかたもお忙しいですしね…)
実はこの朝の便は始発ではなく2便で、この韮崎瑞牆線の始発は韮崎駅からではなく、8:50増富温泉から出ています。始発便で早く登山口に行きたい時は増富温泉まで同じく2番線に増富温泉郷行きがありそれでまずは増富温泉まで行き、韮崎瑞牆線の8:50増富温泉発に乗り継いでみずがき山荘に行くほうがいいみたいです。そうすると到着は9：07。約1時間くらいは早く到着することが出来ます。「もっと早く出発したいのにねー」「それなら…」と話している他の登山者の話を立ち聞きして知りました。この日8:50発便で10：02みずがき山荘に着くとマイカーでアクセスした方々ですでに山はすごい人。この日は日曜日なのと、百名山だから仕方ないですね。平日だともう少し人は少ないと思いますが帰りの16：00台のバスが無いんですよ…15:00台の便だとゆっくり登山は出来ないですし。やっぱり行くなら休日のほうが便があるから楽なんですよね〜何が言いたいか分からなくなってしましましたが、ゆっくり登山したい人はもう少し早めに到着したほうがいいかも、ということですね。
韮崎瑞牆線↓
公共交通機関利用者のちょっと辛いところであります…😭
仲間がいたらタクシーを割り勘して行くっていう手段もありますね。
私は全てソロ登山なのでそこが出来ないから仕方ないですね😅
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ルート
本日のルートはこちら♪
登山口の標高は1500メートルくらい。瑞牆山の山頂の2230メートル。高低差730ｍ。山頂まで3時間くらいで一気に登ります！
登り始め前半はなだらかな道も多く、「なんだ、こんなもんか！」と思ったんですけど、後半の1時間くらいは(特に桃太郎岩を過ぎたあたりから）足をグンと上げて登らないといけなかったり鎖場があったりして…ものすごく疲れました💧
鎖場自体は登山初心者の私でも行けたので難しくないと思います。あと、大ヤスリ岩（イラストには描き忘れましたが、後述します）が見えるあたりから「山頂まであともう少しと思わせ詐欺」の被害に合います。あのあたりが山頂だ！と思うような岩が多いんですよね！下山する時にこれから頂上に行くかたとすれ違うんですが、大ヤスリ岩のあたりで「山頂全然着かない」「まただまされた！これが山頂だと思いました！」っていう声をちょこちょこ聞きました…
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みずがき山荘
10：02到着
登山届けのポストあり
さあ！歩くぞ〜〜
最初はハイキングのようにゆったりとしています。まずは富士見平小屋まで50分ほど歩きます
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大展望
歩いていると瑞牆山がどかーんと目の前にそびえる場所に出ます
うおおぉ！凄い！
感動なんですけど、私…今からあのてっぺん行くんだよね…行けるかなぁ…
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富士見平小屋
10：53
富士見小屋が近づいてきました
途中水場があります
この水、このあたりの湧水を引いているようでとても美味しかった！！！しかも冷たい！
富士見平小屋が見えました！
ここもトイレがあります
ここから先はトイレがないので最初のみずがき山荘か富士見平小屋で必ずトイレを済ませましょう
富士見平小屋から右に進むと金峰山
左に進むと瑞牆山へ行けます
この時富士見平小屋には帰りに寄ろう♪と思っていました(冒頭に書いたように結局売り切れでなんにも買えなかったんですけどね)
ここまで登って来たのにこの後いったん下ります😭
そして川があるのでそれを超えて…
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桃太郎岩
11：24
超えた先にあるのが桃太郎岩です！
うおおお！これも凄い！
めちゃくちゃでかいです！
(伝われー)
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鎖場
桃太郎岩を過ぎると登山道は厳しくなっていきます。鎖場や岩だらけの道になります
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シャクナゲ
途中シャクナゲが綺麗に咲いていて心癒されます…
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大ヤスリ岩
12：10
瑞牆山のおもしろいポイントは大きな岩に名前がつけられているんですよ
最初の桃太郎岩もそうですが、これは大ヤスリ岩といいます
これ、頂上かと思う人多そう…（私もその1人...）
その他にも巨岩はいくつかあり道標になります
（余裕がなくなって岩の写真あんまり撮れなかったのでみなさん是非探して見てください😅笑）
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山頂
さて！みずがき山荘出発から約2時間20分
コースタイムより少し早く登って来ました
12：33
山頂です！！！やったあああ！！！
今日は天気が本当に天気に恵まれて、遠くの山がハッキリ見えます✨✨
赤岳…かっこいい...いつか登りたいんですよね...
山を眺めると、いろんな山に登りたくなりますよねー
さっきまで見上げていた大ヤスリ岩があんなに下にあります
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下山
山頂でお昼ご飯を食べて、少し休憩したら名残惜しいですが下山します
13：20下山開始
登りでは手を使ってよじ登るような箇所もあったので降りるときは慎重に降りました
なので写真は少な目...
桃太郎岩を戻ってくればあとは特に危険なところはありません
あれ、なんか行きの写真と比べて全体的にもやっぽい...
湿気かな...
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富士見平小屋のメニュー
14：50
再び富士見平小屋まで帰ってきました
今回は利用出来ませんでしたが、富士見平小屋はメニューすごくおいしそう...
鹿肉のソーセージとか気になりますねっ❕❕
ケーキも小屋の手作りみたいですよ
いつかは利用させてもらいたいです
また来よう...
富士見平小屋では目の前のベンチで少し休憩させて頂き、トイレをお借りしました。利用料金は100円です
下りではまた水場の水を利用させていただきまして水分補給
水分を補給出来ることは本当にありがたいです。ありがとうございました
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みずがき山荘利用
15：34
帰ってきたーーーー！！！
疲れたけど、達成感たっぷりです！
帰りのバスの時間16：30までかなり時間がありまして、みずかき山荘を休憩利用させてもらうことにしました
まずは富士見平小屋で買えなかったので、山バッジを購入します。
種類は何種類かあるのですが瑞牆山荘でももう1種類しか売っていませんでした。その1種類も残り2個くらいでしたね...さすが日曜日の百名山。
はちゃめちゃに甘いものが食べたくてケーキを注文
登山後の体に染みていきました
良い休み過ぎる！！！
たっぷり休憩させて頂き、16：30のバスで韮崎駅へ帰りました
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まとめ
日帰り可能な日本百名山ということもあり、やっぱり人が多かったですね。（少し疲れました😅）たくさんの人が一緒に登っているということで道迷いのリスクはないでしょうが、鎖場や岩をよじ登るような時間がかる箇所は少し渋滞していました。朝早く登って下山してくる人の道の譲り合いも頻繁にあるので、あまり自分のペースで登れなかった気がしますね！
けど！！！
そんな苦労もぜーんぶ吹き飛ばすほどの絶景と達成感は格別でしたね😊
今日は天気が特別に良い日だったので本当に来てよかったです！
自分が登りの時、下山の人に道を譲ると、「ありがとう、頑張ってくださいね」と声をかけてくださったり、自分が下山時にこれから登って来られるかたに「あとどれくらいですかね」と聞かれることが多くて「あと少しですよ！景色凄く良いので頑張ってくださいね！」と励ましたり、登山ってひとりで登っていてもなんだかひとりで登っている気がしなくて。他の人も頑張っているし自分だってやるぞ！って思えるのが良いんですよねーこれだから止められませんねー（下界での私はめっちゃ人見知りですけどねー😅）
富士見平小屋はテントを張る場所がたくさんあって特に予約せずに張れるようです。いつかテント買ったらテント泊もしてみたいなーテント高いからチャレンジするのはまだまだ先になるでしょうが...
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おまけ
瑞牆山の漢字は書けたのに...
展望の展の字が違う...
登った日：2021.5.30
