北八ヶ岳と高見石小屋③
朝7時過ぎに高見石小屋を出発し、まずは中山へ向かいます!
2日目のルートはこんな感じです
小屋出てすぐに看板がありますので、中山・天狗岳の方向に歩き始めます。
歩き出してすぐ緩やかな登りになります!
朝は空気が澄んでいて気持ちがいいです!
誰もいない💧笑
こんな朝早くから北八ヶ岳を1人で歩いているなんて…なんだか北八ヶ岳を独り占めしているような気分✨
結局30分くらいは誰にも出会いませんでした!
1人で気楽で良いのですが、道は所々凍っていて注意が必要です。
6本爪のアイゼンは持ってきているのですが、
こういう時ってチェーンスパイクのほうが気軽で良いのかしら…とか考えながら歩いてました。帰ったら勉強しよう…
でも結局今日一日は何も付けずに歩きました。
凍結があったのは中山あたりだけでニュウやこの後下山していく黒百合平のほうはあまり危ない箇所はなかったです。
1時間弱くらい歩いたら中山展望という看板が現れました。
中山展望は小屋番さんが言っていた通り、通って良かったです!!!
(天気が良いので中山峠は経由したほうがいいよと言ってらっしゃいました)
素晴らしい!!!
岩がゴロゴロしているので歩きにくいので少し注意が必要でしたが。
中山展望の先のほうまで行ってみると見晴らしが良くてとても気持ちよかったです!
高見石小屋にたどり着いた時もですけど、「関東からこんなところまで来たんだな〜」としみじみ思います…
10分ほど休憩して、お水飲んだり行動食食べたりしたらまた出発します!
中山展望から中山の山頂はすぐなんですけど、私標識を見過ごしてしまいまして、いつの間にか下ってました…💦
この辺りも凍っているので気をつけながら下ります。
少し下ると木道が現れ、ニュウへ行く道と天狗岳方面や黒百合平へ行く分岐が現れます。この辺りになると人に会うようになりました。
木道は人がすれ違うには少し狭いかな、くらいな道だったんてすが、実は人に気を使い過ぎてニュウへ行く分岐を見逃しそうになってしまいました。ちょうど分岐があるあたりで正面から男性の2人の登山者さんが現れ挨拶をし、すれ違った後に「あの!天狗岳に行かれます?」と呼び止められました。「あ、私はニュウに…」言うと、「ニュウならこちらですよ!よかった!声かけて。もしかして…と思って」
声かけていただけて本当に良かったです!😭
丁重にお礼を言ってニュウへ向かう方面に進みました!
でもその男性はよく分かったな〜と思います。慣れているかたなのでしょうか…「そろそろ分岐のはずなんだけど合ってるのかしら…」っていう考えが私の顔に出ていたんでしょうか…
2日目で疲れもあるし、油断しちゃいけない!とここで気を引き締めなさいて直しました!!!
へ
ニュウへ行くまでの道のりはなかなか疲れました!💦
ゴツゴツした岩や木の根で(おまけに日陰は霜や凍結で)かなり神経を使いましたし、そこそこアップダウンがあり、「また登り?また下り?」と落ち着かない感じでした💦
ですが、たまに木の間から展望が見れて歩いていて心地よかったです!
看板が見えたらニュウまではもうすぐ!
かなり展望が開けました!!!
富士山!富士山が綺麗に見えます〜✨
大興奮!
ここはまだ山頂ではなく、山頂は岩場を登ります。
あと少し!
慎重に足をかけて少しずつ登ります!
私、岩登るときかなりへっぴり腰になるんですが絶対はたから見たらカッコ悪い姿です…💧
結局この2日間慣れず…
いいんです。旅の恥はかき捨てですから…
あ!ニュウの山頂の標識がありました!
こんな感じなんだ💧
標高2352m
とりあえず着いて嬉しいです❗️❗️❗️
時間は9:55
高見石小屋を出発したのが7時過ぎ頃だったので2時間半くらい歩いて辿り着くことが出来ました。目的をひとつ果たすことが出来て本当に嬉しいです
本当はこの先端に登りたかったんですけど、怖すぎて断念致しました…笑
さて。ニュウって不思議な名前の山ですよね。
ニュウってなんだと思いますか?
このように収穫した稲を円錐状にして干したもの…これを「にう」や「にゅう」などと言います。山の形がこの円錐状に似ているのでニュウと名付けられました。
(地域によっては「にょう」と読んだりもするようですねー)
(画像使わせて頂きました)
ニュウで少し休みたかったのですけど、どうしても寄りたいところがあるので先を急ぎます!
先程間違えそうになったニュウと天狗岳方面への分岐まで戻り、今度は本当に天狗岳方面へ向かいます。
途中、見晴らしがいいところが現れました!
なんだここ!
正面にどどーんと天狗岳
左手には稲子岳?かなと思う山がででーん
うおー!ここの眺めかっこいい!
もう少し進むと分岐の標識が現れました。
ここから黒百合平へ向かいます
わーい、ここからはアップダウンが激しくないので比較的楽に進めます✨
この看板から10分かからないくらいで黒百合ヒュッテに到着です!!!
今日1番の楽しみと言っても過言ではありません!!!
どうしてかと言いますと…
これを食べるためですー😍
じゃん!
ビーフシチュー✨
実は高見石小屋でお話したかたが、黒百合ヒュッテのビーフシチュー美味しいよと教えてくれたのですー
ビーフシチューはご飯かパンか選ぶことが出来ました😊👍
ただし、私が行った時は宿泊じゃない方は小屋内で食べることが出来ないようでした。注文した後「外にお待ちしますので…」と言われました。天気がとても良いので外でも全然大丈夫でしたが、中では食べられないんだなーとちょっと疑問に思いました。(何故なのか聞けばよかったんですけど、緊張して聞かず…💧こういう性格直したい💦)
ビーフシチューを食べていると男女の大人数のパーティが昼食を取りにどやどややって来まして「中はダメなんですか?」と聞いていましたが断られていました。
(やっぱりダメなんだ!)
でも!ビーフシチュー本当に美味しかったんで問題なし😍👍お肉ほろほろ!お野菜ごろごろ!体もあったまりました〜✨
黒百合ヒュッテではトイレも借り、充分休憩を取っていよいよ渋の湯へ向かって下山します!
黒百合平から渋の湯までは、行きに歩いたルートよりは全然歩きやすかったです!分岐が多いので表示をよく見て歩きます。
帰りも渋の湯からバスで茅野駅に帰る予定なのですが、自分の乗るバス停は「渋の湯」という名前と思ってたんですが、、急に「蓼科登山口バス停」とかかれていて一瞬戸惑いました💧これで合っているんですけど、名前が違うと焦りました💦
岩が大きくてゴツゴツしていたのが、だんだん小さな石になって歩きやすくなっていきます。
あー…旅が終わってしまう😢
帰りたくないと思ってしまいました!
だんだん川の音が聞こえて来て渋の湯登山口が見えてきました!
帰ってきたー!!!
登山口に戻ってきたときは13:30くらい。
バスが来る14:55までは時間があるので登山口にある渋の湯御殿湯で日帰り温泉を利用して帰ることにしました!
入浴料は1000円。
とても良い湯でした〜
ただし、日帰り入浴はドライヤーが付いてないので髪を洗っても自力で乾かすしかありません💧
私は寒くて嫌だったので頭は洗わずに体のみ笑いました💧
でも渋の湯御殿湯はいい湯だったので普通に泊まってみたいな〜
この後は14:55バスで茅野駅へ戻り、特急あずさで関東へ帰りました!
2日間は天気にも恵まれて「こんな幸せな思いしてもいいの!」というくらい快適な登山をすることが出来ました。
あまりにも素敵な時間だったので、下山したら下界では何十年も経ってました…なんてことないよな!と思った…(浦島太郎状態)
八ヶ岳に限らずですが、自分が山に登る時、あらゆる人のおかげで楽しむことが出来ているなと思います。
登山口までの悪路を運転してくれるバスの運転手さん。
物資を歩荷してくれる山小屋のスタッフさんや運搬してくれるヘリコプターのかた。
登山道を整備してくれている名前もわからない人達…
(もちろん1人で山に行くことを許してくれる旦那くんもね)
帰りのあずさの中でしみじみ思いました…
八ヶ岳がすっかり大好きになってしまったのでまたチャレンジしたいと思います❗️今度は八ヶ岳の縦走とかやってみたいなあ…
読んでくれてありがとうございました
登った日:2020.11.15
北八ヶ岳と高見石小屋②
無事に高見石小屋に辿り着いてまずはチェクインです!
この扉を入ってチェックインするみたいなのですが…初めての山小屋泊だし、こういう時にドキドキしてしまう性格なのでザックをおろしたりなんだか身だしなみを気にしたり…まわりをキョロキョロしたりしてしまいます笑
ドキドキしているうちに地蔵仏付近で追い抜いた3人組の登山客(爽やかな男性1人とかわいい女性2人)が到着し、先にチェックインのためにササッと中に入っていきました。そのときに3人組のうちの爽やかな男性に「お姉さんもチェックインですよね!どうぞ!」と促されてしまいます😅
こういう時にサッと行動出来たり分からないことをパパっとお店の人に聞ける人って素晴らしい…だけど、なんだか恥ずかしい…うぐぐ。
まあ、でもこの爽やか男性のお陰で(?)無事に小屋の敷居をまたぐことに成功しました!のでいざチェックイン!
チェックインは小屋番さんに声をかけたら住所や名前などを用紙に記入します。
11月1日より小海町から宿泊補助の制度というものがあります。宿泊予約で電話する際に「小海町の補助を使いたい」と告げると先着順にはなるのですが小海町の補助で安く泊まることが出来ます。私が高見石小屋に予約の電話をした時は本当だったら先着人数を満たしていたので締め切りだったのですけど、ちょうど電話した日に補助を使って泊まる人のキャンセルが出だそうで、この制度を利用することが出来ました。
一泊2食付き8800円のところ、補助のおかげで4500円で泊まることが出来ました😭✨本当にありがたいです…🙏
(小海町の補助制度は泊まった日の2020.11.14のもので、現在の状況については高見石小屋のホームページか、Twitterなどを確認してください)
小海町の補助を使う場合、チェックインの用紙と別に手続きの用紙を記入します。こちらは「手が空いたときにでいいので書いて出して下さい」と言われました。
私は結局チェックアウト時に提出しました。
遅いかなと思ったけど何も言われませんでした。
着くと小屋番さんが丁寧に小屋の設備やお布団の説明、消灯時間など説明してくださいました。分かりやすく優しくて嬉しかった!
説明してくれた内容はこんな感じ。
・トイレについて
トイレは基本外にあるトイレを使う。使う際は玄関にある紙を必要分持っていく。
夕食の時間から次の日の朝食の時間までは大部屋にある個室トイレが使える。ただし小専用。大をする場合は外トイレを違う。
ふいた紙はどちらのトイレも横に置いてあるゴミ箱に入れる
・布団について
山小屋は布団を頻繁に洗うことが出来ないため、枕には持参してきた手ぬぐいやタオルを巻き顔が直接枕に触れないようにして欲しい。(これは電話予約をしたときに枕にかぶせる用の手ぬぐいかタオルを持ってきて下さいと言われました)
布団には専用のシートを被せて体があまり当たらないようにする
・食事について
基本的には日の入、日の出の時間になるべく合わせて設定されている
1階のテーブルの上で食べる
・売店について
売店は今日は14:30までで終わり
(時間はその時によって変わることもあるらしい)
布団は寝る場所を指定されていて、私は階段側のはじでした。(1人だから気を遣って頂けているのかな?私ともうひとり1人で泊まる女性のかたが居たんですけどそのかたも部屋のはじに布団が決められていました)
布団はこんな感じ。
この枕はまだカバーがかけてないので
持参した自分の手ぬぐいをかけました。
写真撮るの忘れてしまったんですけど💧チラッと見える青いシートが布団にかけるカバーです。自分の体をかける側に被せて自分と布団がなるべく触れないような仕組みになっています。
ご飯の時間は1階の2階に上がる階段のすぐ近くにホワイトボードで示されています。
チェックイン時の検温、手の消毒、布団カバーや枕カバー、大部屋にはサーキュレーターが置かれて空気が循環するようになっていたり、トイレや部屋の入り口など要所要所でアルコールスプレーが置かれていたりとコロナ対策はしっかりされていました。
きっと大変だろうなあ…
説明はとても丁寧でした。箇条書きにしてしまうと温度が伝わらないんですけど…喋り方がとても優しくて説明の最後に「わからないことがあればまた聞いて下さいね」と言ってくださいました。
2時間以上かけてここまで登ってきて…
(家を出発してからだともう7時間くらい経ってます)
こんなに優しくされるのが嬉しくて!もうこの山小屋が好きになりかけていました😭
(すぐ感動してしまう体質)
さて!
売店が14:30なので急いであれを食べなければ!
高見石小屋名物の揚げパン💕
小屋の案内と説明が終わり、荷物を下ろして14:15頃売店に行き、揚げパンを注文しました。
外のテーブルで食べようかなと思ってたら
「中で食べますか?」と聞かれて思わず「ああ!💦はい!」と答えてしまいましたら、中のストーブのところに揚げパンを運んで下さいました!
じゃん!
これが名物の揚げパンです😍
味はきなこ、ココア、チーズ、黒胡麻、抹茶がありました。
私はきなこと抹茶にしました〜✨あとあったかいコーヒー💕
外の景色を見ながら食べるのもありだな〜と思っていたんですけど言われて思わず返事をしてしまったんですけど、あとから思い出すと私が到着したばかりで寒いだろうから「(小屋の)中で…と」と言ってくださったような気がします。(考え過ぎかしら…?)
これ!噂通り…いやそれ以上に
めちゃくちゃ美味しかったです!
注文入ってから揚げてくれるのでしょうか。
あったかくてとってもおいしかった!
疲れた体に甘いものが染みます✨
揚げパンを食べた後は時間がかなりあったので白駒池まで行こうと思ってたんですけど、明日の事もあるし…無理しないでおこうと思い、小屋に置いてある本を読んでのんびり過ごすことにしました。
でも日の入は見に行きましたよ😊✨
高見石小屋のすぐ横にある高見石に登って
(この高見石登るのちょっと怖かった…)
来てよかったなあ…
日の入を見た後は夕食です!
・ごはん
・クラムチャウダー
・チキンのトマト煮込み?
・サラダ
・キャロットラペ?
美味しかったーーー❗️❗️❗️
クラムチャウダーとご飯はおかわり自由でした!
夕食を食べている間に小屋番さんから「20時から星座の話をします」と連絡がありました。
電車やバスの時刻や小屋へ来るルートやらのことで頭がいっぱいで高見石小屋で星空の話があるとは知らず…「え!そんなことやるんだ!」とびっくり。でも楽しそうなので参加しようと思いました。小屋番さん曰く、「ただ、解説を始める20時だと天の川が見えなくなってしまいますので是非夕食を食べ終えて余裕のあるかたは一度外に出て天の川を見ていただきたいです」とのこと。
どうしようかな〜外寒いしな〜20時まで小屋の中でいいかな〜と思ってたんですけど…
夕食後、大部屋のストーブに当たっていると、私と同じくソロで来た女性のかたとお話しする機会がありまして…(いろんなお話出来てとても楽しかったです❗️ありがとうございます❗️)
その方と「星を見に行こう」ということにあり、20時前に小屋の外に出ることにしました。
その時に見た天の川を私は忘れることが出来ません。
ほんとに綺麗なんです!
(語彙力の欠如!笑)
実際に見た人にしか分かりませんので、是非みなさん高見石小屋を訪れて頂きたいです
(天気にもよりますが)
小屋の玄関からデッキのところに出て天の川を見ていたら、小屋番さんも外に出てきてくれて、その場にいた数人だけに星座の解説をしてくださいました(贅沢!)
冬の大三角は初めてちゃんと見たかもしれない!夏の大三角は小学校の時に見た気がするけど…
天の川って教科書とか動画では見たことあるんですけど、実際にこんなにくっきり見たことは産まれて初めてかもしれません。
あー!いいカメラがあればなー!
iPhoneのカメラしかないのでこの素晴らしさを写真に収められない!
体が冷えてきたので小屋にいったん戻り…20時まで時間がまだまだあるので、ソロの女性のかたと小屋に泊まった違うかたとも少しおしゃべり。
20時に星座の解説を聞き、また外で星空を見ました。
ここもうまく伝えられないので省略しますが…
この星空の素晴らしさを知りたいなら是非高見石小屋を訪れて見て下さい😍
(おまえはなんの回し者なんだ)
季節が変わると出てくる星座も変わるのでまた面白いですよ、と小屋番さんがおっしゃっていました。
ただ、やっぱり冬の方が空気が乾燥して、空気中の水蒸気が少ないのでよりクリアに見えるんだそうです。
はー😌星座凄く良かったなー
その日は明日にそなえ、消灯時間にはもう就寝し、次の日は早く起きて日の出を見ました!
この日の出がですね、なかなか上がって来なくて💦(たぶん水平線からは出てきてるんですけど、やまがある分なかなか顔を出さない)
朝食の時間ギリギリになってしまいました。
日の出を見たのは私を含めて3人だけでした💦
日の出を写真に収めたころには朝食の時間を少し過ぎてしまいまして💦高見石から降りると小屋番さんが小屋の前で待っていてくれました。
「日の出見れました?」
「すみません、遅くなってしまって…」
急いで小屋に入って朝食ー✨
・ロールパン(1人3個まで)
・スクランブルエッグ
・ソーセージ
・チーズ
・じゃがいものガレット(これめちゃ美味しかった!)
・サラダ
・ヨーグルト
・コーヒーか紅茶(自由に選べました)
ロールパンは本来バスケットにたくさん入っていて、同じテーブルの人はそこからまわして取る感じなんですけど、朝食の時間に遅れたのでお皿に3個乗せた状態で出してくれました…💦
わざわざすみません…🙏
朝食も彩り良く、どれも美味しかったです!
私はこの後も登山があるので、朝食後すぐに身支度を整えて7時過ぎには出発。
出発する時、小屋番さんが玄関先で今日はどちらに行かれますか?と聞かれました。「中山を経由してニュウに登って黒百合ヒュッテに寄って渋の湯に下山します」と答えると「天気が良いから中山展望に行くのはいいですね!岩は滑るので気をつけてくださいね」と声をかけてくださいました。
この小屋で過ごした時間が素敵過ぎてチェックアウトするのが嫌だった😭
また来たいと思いました!
朝の冷たい空気の中、まずは中山展望に向かいます!!!
2日目の山行は次のブログにて。
小屋に泊まった日:2020.11.14 ・15
北八ヶ岳と高見石小屋①
以前から山小屋に泊まってみたい!という欲が湧き上がっていた私
いくつか候補の山小屋がありましたが、やっぱり最初に泊まるなら北八ヶ岳にある高見石小屋が良い!と1ヶ月前くらいからちょこちょこ調べていました。
なぜ高見石小屋が良いかといいますと…
高見石小屋には名物の揚げパンがあるのです😍
(食いしん坊)
冬の登山はほぼ未経験の私ですが、
(うっすら雪がつもる高尾山ならありますけど…)
11月は天気がどうなるのか…雪は積もるのか…凍結はどんな感じなのか…ドキドキでした。
一応本格的な雪や凍結になっていても対応出来る装備はきちんと揃えて行きましたけど、
結果…!北八ヶ岳で過ごした2日間は
大快晴!!!大満足!!
心配していた凍結はあったものの、雪はなく、本当に素晴らしい時間を過ごせましたのでブログに残したいと思います。
1日目のルートと計画
1日目は渋の湯登山口から高見石小屋まで行き、そこで一泊。
2日目は中山を通りニュウという山に登頂し、黒百合平へ行き、黒百合ヒュッテに寄って、登山口と同じ渋の湯に下山します。
小屋への予約は1週間前に📞しました。
電話対応はとても丁寧で安心しました。
私は電話が苦手でして…滑舌があまり良くない上に声も通りにくいし、おまけに私の苗字は少し珍しいので聞き取ってもらえることが少ないのですよね…
でも!大丈夫でした!いろんなお客さんを対応しているからでしょうか、苗字もすぐ聞き取って貰えましたし、心配だったので一応…「自分は初心者で初めて山小屋に泊まり、この季節に北八ヶ岳を訪れることも初めてだ」…という旨を伝えたところ、装備のことも少し教えて頂けました。使うかどうかは本人次第として、軽アイゼン(チェーンスパイクや6本爪のアイゼン)は必ず持って行った方がいいとのこと。また、現在の登山道の状況なども教えて頂きましたが、電話をしたのが泊まる1週間前ということで、1週間で天気がどう変わるのかなんとも言えない、やはり前日、当日にしっかり自分で天気はチェックして欲しいとのことでした。初心者の私に本当にありがとうございます…😭🙏スミマセン…
一応、山小屋さんだけの情報に頼りきらず自分でも調べたり登山ショップにも行き、行きたい場所と季節を伝えて聞きましたが、だいたい同じようなことを言われました。
ショップの店員さんにはチェーンスパイクより6本爪のアイゼンをおすすめされたので、今回はそれを持って行くことにしました。
さて!
登山口の渋の湯までは茅野駅というところからバスで行きます。
ここ注意なのてすが、
高見石小屋までのルートはいくつかありますが、麦草峠というところまでバスで行くルートは夏場のみで冬はありません。バスで来るかたは冬は渋の湯のみになります。そしてこの渋の湯のバスは土日のみの運行になります。
茅野駅から渋の湯までの運行は1日3本。
私は10:25発のバスに乗るために、特急あずさで9:51に茅野駅に到着しました。
バスは往復を買った方が何割かお得という情報を聞いたのでバス停の目の前にあるバスセンターで往復の切符を買おうとしたんですけど、「往復の切符はありませんので、片道だけで…」と言われてしまいました。今だけなのかそもそも私の情報収集ミスなのか突っ込んで聞こうと思ったのですがバタバタしていたため聞けず…(なんだったのでしょう…)とりあえず片道だけのバスの切符を買いバスを待ちます。運賃は片道1200円です。バスの中でもお金が払えるみたいなんですが、なるべく事前に切符をお買い求め下さいと言われました。
茅野駅1番乗り場です
バスに揺られること約1時間。
渋の湯登山口に到着しました!
天気はとても良いです。足元は薄く霜?氷?が張っている状態。
この渋の湯という看板の奥から登山口になります!いよいよ出発です!ドキドキ…
少し歩くと川を渡って右側の山に入って行く道があるのですが橋の手前に登山届けを提出するポストがあります。登山届は必ず提出してください。私はコンパスというアプリで登山届を提出しました👍
橋を渡るといよいよ登山道となります。
最初に分岐があります。
高見石小屋へ向かうには左の道は進みます。
最初から木の根や岩でゴツゴツしていて歩きにくいです。しかし出発してすぐはかなり集中していたのでこのあたりは平気でした。「行けるぞ〜😁」と調子が出てきた私でしたがこの後…後悔するのでした😅
岩の大きさがだんだんと大きくなって行き、かなり歩きにくくなっていきます。
足を高く上げて、よじ登るような場面も出てきます。
いいじゃん❗️冒険ぽくて❗️と最初は思っていたんですが…
歩き始めて1時間半くらい経った頃でしょうか…
ああ…写真だと伝わらない…
賽の河原と呼ばれる場所でひらけていて見晴らしがいいのですが…。ここ…岩だらけで歩きにくいのです💦説明しづらいのですが岩がたくさん重なっていて岩と岩の隙間を覗くとそこそこな高さなのです。足を踏み外したて隙間に落ちたら…と思うと怖くて…。登山1年生の私には少し怖かったです!でもお陰で慎重に進めたので何事もなく通過しました。たぶんすんごーくへっぴり腰だったんじゃないでしょうか。
ちょっと見た目が怖いんですが、このお地蔵さんが現れたらもうすぐです!✨事前にルートを調べているときにこのお地蔵さんのことが出てきて「ちょっと怖い…」って思ってたんですけど不思議と現れたときほっとしたんですよ〜😭✨「あ!ここまで来たんだ✨」って気持ちになります…🙏
ひらけた場所からまた森の道へ入っていきます!
さっきの岩ゾーンに比べたら格段に歩きやすくてスイスイ進めます!小屋ももうすぐなのでテンションも上がります!😭
小屋が見えました!!!
赤い屋根が見えた瞬間…本当に嬉しかったです😊
着きました!ここが高見石小屋です!
バスが渋の湯に着いたのが11:22。トイレなどを済ませて11:30に登山を開始して小屋に着いたのが13:56でした!初めてで慎重に進んだのでコースタイムよりちょっぴり遅いです。ですが、14:00までには着くようにしようと思っていたのでなんとか着けて良かったです…😊✨
長くなるので今回はここまで…
次回は楽しみにしていた揚げパンと小屋で過ごした時間を紹介したいと思います✨
登った日:2020.11.14
温泉旅行のついでにちょこっと登山榛名富士
旦那とどこか温泉に行こうという話になり、1泊2日で伊香保温泉に行くことにしました。
そして、どうせ伊香保へ行くなら近くの山に登りたいとお願いして、前から行ってみたかった榛名湖と榛名富士に行くことにしました✨
榛名富士(はるなふじ)は榛名湖のすぐ近くに佇む山ですが、
榛名山(はるなさん)とは榛名富士のまわりにいくつかある山達のこと、赤城山と同じくひとつの山体の総称です。
榛名山、赤城山、妙義山この3つは合わせて上毛三山と呼ばれています。(妙義山も山達の総称です)
榛名山あたりは伊香保温泉までアクセスがいいので(とは言ってもバスの本数などは少ないですが)観光に人気みたいです!
榛名富士へのアクセスは、私たちはまず、新幹線で高崎駅へ着きました。改札を出て西口のバスロータリーへ向かいます。
そこからこの階段を降り、2番乗り場へ行きます。
(この写真帰りに撮影しましたので駅の時計の時刻は午後になってます。実際は朝早めのバスに乗っています💦)
バスの時刻はこんな感じ
https://gunbus.co.jp/routebus/pdf/hongouharunakosen.pdf
乗車時間は1時間25分。けっこう長く乗るのでお手洗いなど済ませておいたほうがいいでしょう…
たしか途中でトイレ休憩が1回あったような気がしますがバスのアナウンスが分かりにくくて私達はトイレ行きませんでした。でも5分くらいしかなかったような気がしますのであんまりゆっくりは出来ないみたいでした…
榛名湖というバス停で降ります。
着きましたー✨✨
天気が良くて最高です✨
右側の形の綺麗なほうが榛名富士です。
隣は相馬山(相馬山も榛名山の一部です)
榛名富士って本当にきれ〜いな山の形ですよね✨榛名富士の横の榛名湖はカルデラ湖(火山活動で出来た凹地)で、榛名山の噴火で出来たそうです。榛名山の噴火は6世紀頃の記録にも残っていて実際に噴火で亡くなった人が出土されているので人的被害があったということが裏付けされているそうです。
バス停を降りたら公衆トイレが近くにありますのでそこで用を済ませて、榛名富士登山口までは15〜20分ほど歩きます。
紅葉がめちゃくちゃ綺麗!
榛名富士はロープウェイも運行していますので自分の足で登らなくても楽しめます✨
登山口は少し分かりにくいところにあります。
(すいません、このあたり写真撮ってなくて…記憶もうろ覚えです💦)
榛名公園ビジターセンターの裏手のところにあったと思います。見つけてみて下さい💦
登山道はひたすらジグザグとしながら登って行きます。
向きもずっと榛名湖が見える方面を登るのでだんだん高くなって見晴らしが良い榛名湖を楽しめます。
足元はこんな感じ。とこどころ木の根や石がゴロゴロしてるので滑りにくい靴(出来れば登山靴)のほうがいいと思います。実際私も少し滑りました💦転んだりはしませんでしたが、足元がしっとりしていたので💦私は普段ひとりで登るのですが今日は旦那くんと一緒で喋りながらだったので油断してしまいました。
40分くらいでサクッと登ると山頂に到着です!
眺めがかなり良いです✨✨
榛名山の山々が見渡せますね!
紅葉シーズンを目当てに来たわけじゃなかったんですけど、紅葉真っ盛りの時に来てしまったようでかなり目の保養になりました🍁🍂
空も綺麗…
帰りは旦那くんのご希望でロープウェイを使いました。
乗車時間は短いんですけど、景色は最高で本当に楽しかったです!
ロープウェイ降りてすぐに見上げた榛名富士
あそこに居たのかー
この後はロープウェイ近くのお店でお昼ご飯を食べ
ワカサギうどんを頼みました。
美味しかった!!!
(美味しかったんですけど、店員さんで態度が怖めな方がいたのでドキドキ…私みたいな人に態度悪いのはまだ我慢するんですけど…子供連れの家族にまで態度が悪かったのでそれはどうかと思ってしまいました…忙しくて大変だからなんでしょうかね…😣)
味は100点なんですけどね…❗️
ご飯食べた後はバスで伊香保温泉に移動し、今夜はそこで一泊しました✨
運動して美味しいもの食べて温泉入ってたっぷり寝て…充実した時間を過ごせました❗️
今度はひとりで榛名山の山々を縦走して、伊香保に泊まるのも素敵だなーと思ってしまいました✨いつかそんな旅もやりたいと思います✨
登った日:2020.11.03
憧れの日本アルプス!千畳敷カールと木曽駒ヶ岳
どこの山に行こうかな…って考える時間って楽しいですよね!!!
私は関東在住の会社員ですのでなかなか思い立ったとき自由に好きな山に行くということは出来ないのですが、行きたい山があった時「アクセスはどんな感じかな」と通勤時間(電車の中)や職場の休憩中に検索したりするのが最高に幸せです❗️
千畳敷カールと木曽駒ヶ岳もそんな時間に見つけて「行きたいなあ」とずっとあたためていた場所です。千畳敷カールまではロープウェイでアクセス出来、千畳敷カール内を散策出来るので登山客以外も訪れます。最悪木曽駒ヶ岳へ登れなくても無駄足にはならないかも!というのも理由にあって。台風も去った10月の3週目の平日に思い切って足を伸ばしてみることにしました!!!
なぜ平日かと言うと…紅葉の千畳敷カールは混むと聞いていたから…ロープウェイは定員に達すると締め切ってしまうというので乗れないと帰りの公共交通機関にも影響が出る気がして…
日帰りでも行けるところなのですが、朝一で関東を出発しても到着が昼ごろになってしまうので、今回は仕事終わりに特急あずさに乗って長野県で前泊して朝早くに千畳敷カールへ行きそして木曽駒ヶ岳へ登頂して帰るというプランで行くことにしました!(疲れたけどめちゃ楽しかった!)
結論!木曽駒ヶ岳への登頂は叶いませんでした。最初の写真を見て、お察しかと思いますが天気は少し残念でした。いろいろ反省点もあるのですが勉強になった旅だったので記録します!
前日に仕事を定時で終わらせ、新宿から特急あずさに飛び乗り…夜21時過ぎには岡谷駅というところにホテルをとりました。本当はロープウェイ行きのバスが出る駒ヶ根駅というところでホテルを取りたかったのですが💧予約しようとしたのが遅く空きがありませんでした😣💦駅から離れたところなら空いてたのかな…初めての場所だったので不安もあり…空いていたのが岡谷駅(あずさの停まる駅です)でした。
ビジネスホテルでしたが快適に過ごせましたよ☺️
そして、次の日の始発6:37に岡谷駅から駒ヶ根駅まで向かいました!駒ヶ根駅には8:08に到着!8:30の駒ヶ岳ロープウェイ行きバスに乗りました!乗ったときは乗客は私を含め3人しかいませんでした。しかし、菅の台バスセンターでやっぱりたくさんの人が乗ってきてあっという間に満員になりました!
ちなみにバスとロープウェイはうまく接続出来るよう時間が決まっています。
https://www.chuo-alps.com/wp-content/uploads/2020/06/84b918c3db39b737767c4bcbb36bc783.pdf
あと、ロープウェイ内はマスク必須です😷
この千畳敷カールへのロープウェイ(駒ヶ岳ロープウェイ)は日本で始めて出来たロープウェイだそうで、高低差が日本一だそうです✨ロープウェイの出発駅であるしらび平駅1661m、到着駅の千畳敷駅2612m、高低差951m。これは日本一だそうです!(と言っても乗っていると実感がない)
しらび平駅と千畳敷駅は7分30秒
高いところ結構好きなのでワクワクしてたんですけど、あっという間に終わりました💦
紅葉も進んでいて眺めは本当に最高でした🍁
本当に下界から天国に来たような感覚✨
7分30秒で!不思議な気持ちでした〜
千畳敷駅に到着〜👍
着いたときはまだ青空が見ていました
時間は9:40くらい。
着いた時から不安がよぎりました…
今ここで曇っていて上の方はもっとやばいんじゃないか…
朝岡谷駅を出発した時も(朝の下界は快晴)、電車から木曽山脈のほうを見た時にモクモクと雲があったのです💧前回の大菩薩嶺に続き天気は良くなさそうです。
ここから先はきちんとした登山装備が必要です。ゴツゴツした道が続きますが、整備されていて登りやすいほうなんじゃないかなと思います😊ですが気を引き締めて…
たまに休憩がてら足を止めて振り返ると景色が気持ちいいです。
30分ほど登ると乗越浄土(のっこしじょうど)というところに着きます
ここからガスが酷くて、景色はほぼゼロでした…
悲しい…
それどころか自分の歩く少し先も見えない状態。登山1年目の私には少し不安でした💦この状態がこの先どうなるのか…良くなりそうなのか…それすらよく分からない状態…完全に経験不足から来る不安です。
少しの間乗越浄土で休憩をして考えてみることに。甘いお菓子を食べ水分補給をして落ち着きました😊
結果とにかく行けるところまで行ってみようと思い、先に進むことに…
この後は宝剣山荘方面に向かって少し平坦な道を進みます。宝剣山荘でトイレを借りることにしました。トイレを借りる時は200円を支払うシステムでした。入ってすぐのところに箱があってそこに200円を入れてからトイレを借ります。
身支度も整えて出発!!!
とりあえず中岳まで行ったらお昼休憩をしよう!それで少し待って考えよう。
乗越浄土から中岳までは15〜20分ほどで着きます!
中岳はゴツゴツした岩がたくさんあるので風を防ぐのにちょうど良かったです☺️
ここで少し待ってみることに。
同じように晴れ間を待つ人達で中岳は賑やかでした。1人陽気なおじさまがいて「晴れる!俺は晴れると思う!」とまわりをほっこりさせてくれていました✨
そして一瞬だけですけど、
奇跡が起きたんです!!!
急に晴れ間が見えたんです!!!
そして風がザーッと吹き、一瞬ガスが飛ばされて周りの景色が見えました
伝わらないですけど💧本当に一瞬の出来事なのでiPhoneを取り出した時点ではガス写っちゃってますけど。
はじめて「こんなところを歩いてたんだ!」と感動したんです!中岳にいた人達も「うおー!」と歓声をあげました。知らない人達でしたけどその時だけ気持ちが一つになった気がして楽しかった😆
その後は残念ながらすぐにまた視界が見えないくらいガスってしまいましたので、初心者の私では経験不足だなと思いお昼を食べたら下山することにしました。(くそー😂残念)
元来た道を引き返します。
同じように引き返す人達が多かったです。
下山する時、千畳敷駅がだんだん近くなっていくのが下りていて楽しかったです!
時間が余ったので千畳敷内を散策しました。
可愛い花💕
次のロープウェイまでかなり時間あったんですけど、千畳敷駅に行くと臨時便なるものが運行していて運良くちょうど良い便に乗ることが出来ました。
下調べ不足で、臨時便あったのを知らなかった‼️
帰りは高速バスで新宿まで帰りました!
だんだん山々が離れていくのが寂しい…
木曽駒ヶ岳は行けませんでしたが、絶対またリベンジしようと思います!!!
[反省点]
朝早い時間にのぼっておかないとガスが上がってきてしまうみたいです😵💧今度はもっと近くに宿を取りたいです…
岡谷駅からの入場はICカードで出来ますが駒ヶ根駅はICカード使えません💧岡谷駅で最初から切符を買って切符で入場してください。私は知らずにICカードで岡谷駅に入場してしまいました…💧駒ヶ根駅で駅の窓口に事情を話しましたが対応してくれたのがおじいさんで(おじいさん1人しか居ませんでした)「オレはシルバー(シルバー人材センター)だから分からない」と言われましたが、いや!無賃で済ます訳にいかない!と「お金払います」とお金を払ってその場は大丈夫だったのですが。高速バスで新宿駅に帰ってきた時に駅員さんに事情を話してICカードの取り消しをお願いしたところ、「岡谷駅から駒ヶ根駅を使った証明ある?本当はその時切った切符がないと取り消しできないんだよ、特別に今日はいいけど」と言われてしまいました💦
ので、みなさんは気をつけて下さい。
(私くらいか!笑)
天気残念な大菩薩嶺へ
9月の終わりに大菩薩嶺へ行ってきました。
その日は天気が曇で15時ごろから雨と予報が出ていたのですが、15時までには下山するし、行くだけ行ってもしかしたら晴れ間もあるかも…と淡い期待をしつつ行くことにしました。
大菩薩嶺の登山口に行くにはいろんな行き方がありますが、初心者なので1番メジャーで行きやすいルートで行くことに。
甲斐大和駅という駅に行き、そこからバスで上白川峠(かみにっかわとうげ)まで行き、大菩薩嶺登山口から登るというルートです!
バスは1020円。(現金のみ、おつりのないように)
バスは土日と平日では本数が違うようです。
土日のほうが本数が多いです。
http://eiwa-kotsu.jp/media/root_1_tt.pdf
私は日曜日に行きました
バスは土日だとけっこう混むという情報を見つけたのですが、確かにそこそこ混んでいました。ですがコロナの影響なのか?天気が微妙だったからかバスの座席にはポツポツと空きがありました。
ソロで来てる人は私ともうひとり男の人だけだったので、みんな2人組とか4人組が多かったです。少し心細くなりました💧(1人って時点でだいぶ心細いのですが)
ここから上日川峠までは40分ほどの道のりになります。
上日川峠は標高が1600メートルですので、バスはどんどん標高を上げて登って行きます!
上日川峠に着くと、すぐにロッジ長兵衛という山小屋があります。ここの建物の脇にこのような看板があります。ここから出発します!
この道は一応車道となっているのですが、この先少しだけ歩くと登山道とかかれた場所がありますのでそこから森林の中の道へ入って行きます。
タマゴダケ?らしきものも生えてました!
ちなみに車道をずーっと歩いても、森林を歩いても着く先は同じです!ですが、「登山道のほうを歩きましょう」と、ネットでは書かれていました。コースタイムも同じです。
30分ほど進むと福ちゃん荘と言われる山小屋の脇に着きます。そこからいよいよ本格的な登りになるわけですがルートが2つあります。
①まず大菩薩峠へ行けるルート
緩やかな登りが続きます。介山荘という山小屋の脇に出ます。介山荘は大菩薩峠のすぐ近くにある山小屋です。大菩薩峠から山頂へ行くには稜線を歩いてしばらくしてから行きます。
②急登の唐松尾根を通って雷岩の横へ出るルート
唐松尾根は岩がゴツゴツして急登です。足を高くあげなくてはならず大変ですが、登りごたえ振り返ると景色も楽しめるので達成感はあります!雷岩のところに着くので、左の少し木々が茂る道を行くと大菩薩嶺山頂。来た道を戻り、雷岩を通って稜線を歩いて大菩薩峠へ行きます。
今日は私は②のコースを行きました!急登ですが、大菩薩嶺は初心者向けの山として紹介されることも多いので、道も分かり易く大丈夫でした!
だんだんこのくらいからガスが凄くなってきました…💦どこまで白くなるのかドキドキ…
しばらくするとだんだん石が多くなり、斜度が急になってしました💦
そして、だんだんまわりも真っ白に…
登り始めは景色も少し見えていたのですけど、だんだんなんにも見えなくなってしまいました💦
道は分かりやすいので大丈夫そう…
この道、山頂までもうすぐなんですけど、登りも急だし景色悪いし、一瞬、下山が頭をよぎりました😖笑
この唐松尾根の道、後半は岩が多く、足を高く上げる動作があって少し辛いです!トレッキングポールとかがあると楽だと思います!
そして、しばらく進むと雷岩に着きましたー✨
はい!まっしろ〜😭
かなり残念です….
この後、標識に従って大菩薩嶺山頂へ向かいます。が、大菩薩嶺の山頂は木々の中です。
雷岩から少し歩くと到着します。
到着〜〜〜
木々の中なので展望はなしで寂しいですがここまで来たっていう達成感はありますね👍
そして
もと来た道を戻り、今度は大菩薩峠へ向かおうと思いますが、ここで小さいハプニング!
突然横を鹿が通過し、びっくり!
居るとは聞いていたけど、こんな近いと思わず驚いてしまいました!!!私と鹿の距離は1メートルくらいだったと思います!!!
ですが、写真撮らなきゃと焦った私は変なところで間違えてシャッターを押してしまい、その音に驚いた鹿に逃げられてしまいました💦
その時のマヌケな写真
鹿さん…撮りたかったなー
はい、気を取り直して大菩薩峠へ向かいます!
途中、雷岩に戻ってきた時にちょうどお昼時でしたので雷岩の上でお昼にしました。
この辺りから天気が怪しくなってきて霧雨のような状態でした💦寒かったです💦一応ダウンは持ってきてましたが、着るほどではなかったのですが、9月の終わりでも防寒着は必須ですね💦
大菩薩峠までは1時間弱くらいの道のりでしたが、周りが真っ白なので今どこを歩いているのか分かりにくくあまり楽しめませんでした😭
大菩薩嶺は大菩薩嶺山頂から大菩薩峠までの稜線歩きがとても眺めが良く気持ち良いと聞くのでそれが楽しみでしたのに…
まあ、そんな日もあるか💦
大菩薩嶺も天気は残念でこんな感じ〜😭
しょぼぼん😭
この大菩薩峠で少し休憩をしました。
大菩薩峠近くにある介山荘でトイレを借りました。
ここからはもう少し頑張って下山です!
下山は介山荘の脇に下山する道があります。
このような目印があります。
ここから登ってきた上日川峠に降りることが出来ます。
ここから上日川峠までの道は、ゴツゴツした岩ではなく、比較的歩きやすい道のりなので楽チンでした😊✨✨下りの斜度もゆるやかです。時間も余裕だったので私はのんびり下山しました。あたりの森は苔が生していて神秘的な森でした。
謎のきのこも発見❗️
写真だと伝わりにくいけど、でかい❗️
私、登りより下山のほうが嫌いなんですけど、大菩薩嶺の下山道は割と緩かだし楽しめた気がします。
この下山道は行きでも通った福ちゃん荘へ出ます。行きで唐松尾根か大菩薩峠かで道が分岐しましたが、大菩薩峠側の道から福ちゃん荘に辿り着きます。
疲れたけど、上日川峠までは残り30分ほど!頑張ります❗️
これくらいから晴れ間がちょこちょこ見えてきでした。仕方ないですけど、山頂での晴れが見たかったなー😵
下りは疲れもあって写真少なめになってしまいました…💧
上日川峠へ戻ってきたのが13:00少し過ぎたころ。バスは13:00ちょうどに甲斐大和駅へ戻る便があったのですが…少し急いで間に合わせようとも思いましたが、せっかく来たしのんびりでいいやとスルーしました。
そのかわり待ち時間でロッジ長兵衛に寄り、カフェオレを頂きました〜✨✨
ロッジ長兵衛のスタッフさん…親切で素敵でした✨また立ち寄りたくなりますね❗️
次のバスは14:00
それまでゆーっくりカフェオレを頂きました。
大菩薩嶺…天気は残念だったんですけど、初心者の私でも比較的挑戦しやすく、なかなか楽しめました!人気がある理由も分かるなあ!
天気が悪くても良い山だなぁと思えたので天気が良かったら本当に楽しいことと思います✨天気の良いときに絶対また来るぞ❗️❗️
高尾山から小仏城山へ
こんにちは、まつみです
小仏城山
標高670.3m
東京都八王子市と神奈川県相模原市の境にある山です
山と高原地図28高尾・陣馬収録
小仏城山は高尾山に隣接しており、高尾山の標高が599mなので標高差は71mしかありません。ですが、一度下ってから登るので時間は高尾山山頂から1時間弱くらいかかります。高尾山はサクッと登れてしまえて物足りなくて、もう少し時間もあるしなー...なときにとか、高尾山から登山にハマって次にステップアップしたい!なときに挑戦しやすい山だと思います(実際思いました!)高尾山の山頂からその先は奥高尾エリアと呼ばれていて、人が多くてワイワイしている高尾山に比べると人混みも減りますので比較的静かな山歩きが楽しめるのではないかと思います(季節にもよるかもですが...)
小仏城山は単に城山と表記されている場合もあるんですが、他県にある城山と名前を区別するために前に小仏と付けたそうです。なぜ城山?城があったの?調べてみました。✍
やはり戦国時代以前に小さいお城があったようですね。
隣にある景信山との間にある小仏峠は江戸時代に甲州街道のルートに指定され小仏関所が置かれていたそうです
9月の連休の最終日、
どこか近場の山に行こうと思い立ったのですが、
コロナの影響でまたまた山が久しぶりとなってしまったのでハードな山は外してよく知った山に行こうと考え高尾山にしました!
しかし連休中だし絶対人がたくさんいるよなあ…(人混みが苦手な私)
高尾山と隣接した小仏城山なら茶屋もあるし、イスなどもたくさんあるからのんびり出来るかも!と考えて朝早く高尾山に登りその後小仏城山まで行くことにしました!
ということで出発!
続きを読む